金閣寺、龍安寺、仁和寺。世界遺産をめぐる散歩路。
金閣寺、龍安寺、仁和寺。世界遺産をめぐる散歩路。

金閣寺・龍安寺・仁和寺、京都市北西部の三つの世界遺産を巡る観光道路「きぬかけの路」のオフィシャルウェブサイト。地域の観光名所やおすすめスポットはもちろん、ランチに立ち寄れるお食事処やカフェ、スイーツショップや和菓子屋さん、京都ならではの雑貨を買えるお土産物屋さんから、周辺の駐車場やコインパーキングまで、 「きぬかけの路」周辺の観光に役立つ情報をマップ形式でご案内するご当地観光ポータルサイトです。

きぬかけの路推進協議会

きぬかけの路推進協議会」は金閣寺龍安寺仁和寺の3つの世界遺産をつなぐ「きぬかけの路」周辺地域の商店主・有志により運営される任意団体です。前身である「衣笠古道会」が観光道路と呼ばれていたこの道に愛称を与えることを発案。平成3年に公募と地域有識者による選考協議を経て「きぬかけの路」と命名されました。その後「衣笠古道会」は「きぬかけの路推進協議会」と名称を変え、二十年余にわたり様々な活動を通じて名称の普及活動に努めてまいりました。現在では行政や寺院との連携による観光案内板の設置、京都マラソンなど観光関連行事での広報活動、ご当地キャラクター「きぬか怪(ケ)さん」による活動などを通じ「きぬかけの路」周辺がさらに魅力的な観光地へと発展することを目指しています。


(公式ロゴマーク)

きぬかけの路について

「きぬかけの路」は正式には「京都市道183号衣笠宇多野線」といい、現在の愛称が付けられるまでは観光道路と呼ばれていました。 観光道路が開通したのは1963年(昭和38年)のことで、その呼称からも明らかなように、京都北西部の名所旧跡を結ぶ主要道路としての機能をはたしてきました。そのような中、平成2年11月、周辺地域の7つの店舗が発起人となり「衣笠古道会」が発足。 この道の魅力をより多くの人に知ってもらいたい、この地域の活性化にいくらかでも役に立ちたいとの思いに突き動かされてのことでした。

愛称は公募の中から選考

その最初の活動が、この道により親しみやすい愛称を与えることでした。平成3年3月、金閣寺から仁和寺にいたる2.5Kmの道の愛称を公募する準備を開始。 公募に先立ち、チラシ5万枚を配布するとともに、京都新聞やKBS京都TV「エリアジャーナル」などのメディアを通して広く公募を呼びかけました。平成3年7月15日から1ヶ月間にわたり公募を実施。その結果、全国より1249通の応募があり、平成3年8月、愛称選考委員会の協議により、現在の名称「きぬかけの路」が選考されました。(愛称選考委員会:委員長 仁和寺門跡 村松祐澄、選考委員 立命館大学総長 大南正瑛、日本画家 堂本元次、龍安寺住職代行、等持院住職、金閣社会福祉協議会会長、御室自治連合会会長、衣笠古道会会長 以上役職等は委員会開催当時のものです)ちなみに、残念ながら選にはもれましたが、他に候補に挙がったのは「みやびのみち」「つれづれのみち」「やすらぎのみち」「古都のみち」などでした。平成3年9月、愛称披露祝賀パーティが京都パストラルにて開催され、命名者・宮本順子氏(大津市在住)に記念品が贈呈されました。 京都新聞、朝日新聞、毎日新聞など各紙にその模様が大きく取り上げられ、「きぬかけの路」の名が広く知られるきっかけとなりました。愛称の決定を受け「衣笠古道会」は「きぬかけの路推進協議会」と名称を改め、“色はみやび 四季は彩り”というテーマのもと、地域に根ざした活動を続けることとなりました。

地域に浸透するきぬかけの路

その後「きぬかけの路」という名称は、予想をはるかにこえるスピードで人々の間に根付いてゆきました。 今では道路標識や地図にもその名称が使用されており、今ではかつて「観光道路」と呼ばれていたことを知る人の方が稀かもしれません。 それも「きぬかけの路」という名前の魅力、ひいてはこの道の魅力によるものだと思います。

経歴

1991年(平成3年) きぬかけの路周辺の商店主有志が集まり、「観光道路」と呼ばれていた、仁和寺から金閣寺に通じる道路にふさわしい名前をつけることを提案、公募。地域の有識者による選考委員の協議を経て、「きぬかけの路」と命名。
4月、この「きぬかけの路」という道路の名前を広く普及するために「きぬかけの路推進協議会」を設立する。
2004年(平成16年) 公式ウェブサイト「きぬかけの路」を開設。
2008年(平成20年) きぬかけの路沿い住吉山霊園の入口に「きぬかけの路」石碑を建立。揮毫:有馬頼底(臨済宗相国寺派管長)
2009年(平成21年) 地域の案内マップ「きぬかけの路おさんぽまっぷ」を制作。以降は毎年内容を更新し、観光案内所や主要宿泊施設に配布を継続。
2010年(平成22年) 歩くまち京都の「パークアンドライド」に協力、駐車場にマップを設置し、加盟店で来店者に対し、記念品を贈呈する。
2012年(平成24年) 京都マラソン実行委員会に当会の地図データーを提供し、英語、中国語に翻訳され、マラソン当日応援者に配布される。
2013年(平成25年) 外国人観光客の利便性を高める為、英語版の地域案内マップ「Kinukake-no-michi」を制作。以降は毎年内容を更新し、観光案内所や主要宿泊施設に配布を継続。
2014年(平成26年) 地域観光ポータルサイトとしての利便性を高めるため、ウェブサイトを全面リニューアル。
11月、きぬかけの路ご当地キャラクター「きぬか怪さん」誕生。
2017年(平成29年) ウェブサイトの多言語化推進のため、英語ページを新設。
10月、嵯峨野ロータリークラブの協力で、きぬかけの路の石碑を改修。
2018年(平成30年) ウェブサイトの多言語化推進のため、韓国語、中国語(繁体・簡体)ページを新設。
2022年(令和4年) 紙媒体の地域案内マップ「きぬかけの路おさんぽまっぷ」および英語版「Kinukake-no-michi」の発行を廃止。ウェブサイトによる情報発信に一本化。

協賛

関連団体

役員

会長 石谷 彰男
副会長 室田 真吾
総務 井堂 雅之
会計 有村 芳幸
監査 桑田 英照
施設管理 大槻 聡
ウェブ管理 上嶋 一豪

事務局